「りくりゅう」ペア ケガなく完走の今季は「100点」「200点」「300点」…日本初の五輪金メダルへ挑戦
2025年4月20日(日)11時19分 スポーツ報知
三浦璃来、木原龍一組
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(東京体育館)最終日から一夜明けた20日、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が取材に応じた。「りくりゅう」ペアは今大会、ショートプログラムとフリーともに自己ベストを更新して1位。有終の美を飾った今季を振り返り、三浦は「ケガをしてない時点で100点」。木原も「200点です」と自己評価した。
3月の世界選手権(米ボストン)で2年ぶり王者となったり「りくりゅう」にとって、シーズンの完走が今季最大の目標だった。「技術的なこと、スコアは置いておいて、健康で乗り切ることができた。それがこの2シーズンはなかったので。それを五輪シーズンに達成することができた。練習を積み重ねることができたので、来季への貯金ができた。300点」と木原。隣の三浦も「どんどん(点数が)増えてくる」と、笑顔で応えた。
26年ミラノ・コルティナ五輪では、団体戦においては2大会連続メダルがかかる日本の得点源。そして個人では、日本勢初のペア表彰台、金メダル獲得に挑む。「ミスがあっても、(フリー)140点は超えられているので。ノーミスができたら150点も夢じゃない。そこを目指していきたい」と語った三浦。SPは未定だが、フリーは新たなプログラムで五輪シーズンに臨むという。木原は「10年前はそういった目標を描けなかったけど、150点を来シーズン楽しみながら、2人で出したいなと。また挑戦できる楽しさが見つかってよかった」と、二人三脚での飛躍を誓った。