巨人26歳左腕「逆球になってもヒットゾーンに飛ばなくなった」 封印インステップ元に戻し2戦連続3人ピシャリ
2025年4月21日(月)6時20分 スポーツ報知
3番手で力投する大江竜聖(カメラ・相川 和寛)
◆イースタン・リーグ 巨人3—8西武(20日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人の大江竜聖投手(26)が20日、イースタン・西武戦の9回に3番手で登板。直球にスライダーなどを交えて1イニングを3者凡退に抑え、今季初昇格をアピールした。
8日の試合で2回4失点するなど今季は納得のいかない投球が続いていた左腕は今年から投球時にインステップで踏み出すことをやめていた。しかし、調子が上がらず元に戻したところ、直球にも勢いが戻った。「逆球になってもヒットゾーンに飛ばなくなった」と手応えは十分で、2試合連続3者凡退と結果も伴い始めた。
26歳で通算149登板と実績は十分。2軍で指導している野上3軍投手コーチも「スライダーの制球やモーションの工夫が見えた」と投球術を評価。それでも「2人目まではよかったけど、3人目で力んで逆球があった」と気を引き締めた。反省を生かし、安定した投球を続ける。