町田MF下田北斗 今季初連敗の神戸戦で日常の差を痛感も強気「リバウンドメンタリティーを見せたい」

2025年4月22日(火)15時38分 スポーツ報知

ボール回しでプレーする町田・下田北斗(右)(カメラ・浅岡諒祐)

 J1町田は22日、東京・町田市内で公開練習を行った。前節の神戸戦(0●1)で先発した選手はリカバリーメニューを行い、他の選手は1時間30分ほど練習を行った。

 神戸戦では今季初の連敗。2023年の黒田剛監督就任以降では2度目の連敗となった。副主将も務めるMF下田北斗は「当然反省しなければいけないし、重く受け止めている」としつつ、「ここまで連敗しなかったのは、本来そっちの方が珍しい。悲観的になりすぎず。次取ればまだ団子状態で上にしっかりと食らいついていける。しっかりとリバウンドメンタリティーを見せたい」と前を向いた。

 一方で危機感も当然募らせる。失点はオウンゴールの1点のみと互角の戦いは繰り広げたものの、結果は敗北。「(神戸相手に)サンドバック状態だった」(昌子源)という昨季からの成長は見せたが、下田は「ああいうゲームをおととし、去年は勝ってきたり、0—0で終わらせていた」と振り返る。

 神戸は町田と同様にセカンドボールや球際の強さを特長に持つだけに、ピッチ内で差を感じた。技術の他にも「日常の差というか…、まだまだ突き詰められるところはたくさんある。当然、技術とかは色々とありますけど、サッカーに対する姿勢、勝負に対する姿勢やこだわりが、僕たちの方が一歩足りなかったと勉強させてもらった」と明かす。日本代表DF中山雄太も競争力が薄れたことで緩さが生まれたことを神戸戦前に指摘し、奮起を促していた。

 出場機会は限られたが、川崎時代(18〜20年)には3つのタイトルを獲得した経験を持つ下田も「少しでもピッチで成長したいと思う選手が増えることでチームがより強固になっていく」とうなずく。次戦は昨季2試合で1点も取れず、1分1敗で終わった湘南戦(25日・Gスタ)。「反省をしっかりと生かして、今後に生かしていくことが大事。頭を切り替えて、しっかり次の相手に対してイメージを持ちながらトレーニングしていく」。ボランチの位置から質の高いパスで貢献するレフティーが、4試合ぶりの白星へ導く。

スポーツ報知

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