Jリーグが環境への取り組みを推進へ 気候変動への対策としてサステナビリティ事業を活性化
2025年4月22日(火)16時47分 スポーツ報知
サッカーボール
Jリーグは22日、都内で理事会を開催。会議後に行われた会見では、Jリーグが気候変動の問題解決のためのアクション推進の一環として、スポーツを通じた環境サステナビリティの取り組みを数値化し、進捗(ちょく)や目指すべき方向性をわかりやすく把握できる仕組みとして、国際的なイニシアチブ「スポーツポジティブリーグ(SPL)」への参画が決定したと発表した。
SPLには、英プレミアリーグをはじめ、欧州の4つのプロサッカーリーグが参画している。また、「Jリーグサステナビリティ事業活動助成金制度」を新たに創設。「Jリーグサステナビリティ事業活性化プロジェクト」の発足も決定した。
◆Jリーグ・サステナビリティ事業活性化プロジェクト8つの重点施策
〈1〉スポーツポジティブリーグ(SPL※)への参画 2026年1月〜(アジア初、2025年は準備期間)
〈2〉活動助成金制度の創設と配分
〈3〉Jリーグ気候アクションハンドブックの作成、配布、援用支援
〈4〉ロードマップ策定支援キット開発・提供、教育プログラム開発・提供
〈5〉気候アクション動画の制作と発信
〈6〉Jリーグのサステナビリティ領域に関する活動レポートの作成と情報発信
〈7〉国内外視察
〈8〉ワークショップ・研修会開催
▼SPL(略称)とは 2018年に英国で創設。サッカークラブの気候アクションを数値化し、その進捗や目指すべき方向性をわかりやすく把握できる仕組み