阪神・前川右京 好相性ハマスタと絶好調の勢いで再びDeNA・バウアー攻略だ

2025年4月22日(火)5時15分 スポーツニッポン

 阪神・前川が、サイ・ヤング賞右腕撃ちの再現を期した。22日のDeNA戦で対決するバウアーは、23年に5打数2安打と攻略。2年ぶり古巣復帰に伴う再戦へ「(お互い)年齢も重ねて、いろいろ変わっている。動画を見て試合に入りたい」と入念な予習で臨む。

 「良かったことは良かったことで置いておいて、もう一度打てるようにしたい」

 目下9試合連続安打で、20日広島戦では今季初の猛打賞もマークした。打率はチームトップ、かつリーグ4位の・328。飛躍を期す高卒4年目の巧打者が乗り込むのは、こちらも好相性の横浜スタジアムだ。23年のデビュー以降、通算31打数10安打、打率・323。「バウアー×ハマスタ×現在絶好調」の方程式を解けば「右京爆発」の答えがくっきりと浮かび上がる。

 「左投手(が相手)のときは体が開いていない。でも右投手のときは、まだ強引に打ちにいっているときがある。右投手をしっかり打てるようにしたい」

 対左投手が打率・407と高水準な一方、対右投手は同・258と伸びしろがある。得意のバウアー撃破で「対右」の数字も一気にはね上げる算段だ。

 3月16日のドジャース戦で、チームは同じサイ・ヤング賞左腕のスネルを粉砕した。23年もバウアーと4試合を戦い1勝1敗、相手防御率も3・65と苦手意識はない。「メジャー腕」が好物の猛虎が挑む敵地3連戦は「ガールズフェスタ」開催により、球場全体が「カワイイ化」される。華やかな舞台こそ、前川は燃える。松ヤニでヘルメットが真っ黒の泥くさい若武者が、ハマの黄色い声援を悲鳴に変える。(八木 勇磨)

スポーツニッポン

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