DeNA・バウアーは復帰3戦目も白星ならず 7回9安打4失点で降板 奪三振はわずか2、野手から奪えず
2025年4月22日(火)19時54分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ DeNA—阪神(2025年4月22日 横浜)
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が22日の阪神戦(横浜)に先発登板したが、7回9安打4失点で降板。日本球界に復帰した今季3度目の先発でも白星はならなかった。
「中5日」での登板。2年ぶり復帰後2戦目の登板となった16日の巨人戦(東京ドーム)は岡本に2本塁打を浴びるなど、5回5失点でKOされた。11日のヤクルト戦(横浜)で先発も雨天で3回で試合が中止となりその後の調整に手間取ったことなども要因で、今回の「中5日」での登板に関しては「しっかり体調を整えることができた」と自信を胸にマウンドに上がった。
初回を3者凡退に抑えたが、2回先頭の佐藤輝に右越え三塁打を打たれ、無死三塁のピンチを招く。続く大山に右翼へ運ばれ、これが犠飛となって先制点を許した。
4回にも先頭の中野の左前打、森下の中前打で無死一、三塁とされ、またも佐藤輝にカーブを右中間二塁打されて2点目を失った。その後のピンチは切り抜けたが、5回にも近本に左前適時打され3点目を献上した。7回には近本に右越えソロを浴びた。
バウアーは結局、7回、96球を投げ9安打4失点で、7回裏の攻撃で代打を送られ降板。打線はその回に2点を返したが、バウアーを序盤から援護できなかった。
バウアーの奪三振はわずか2で、いずれも投手の才木からとったもの。阪神打線にとらえられ、ねじ伏せるような投球は見せられなかった。