【青葉賞】ゲルチュタール素質開花だ!前走8キロ絞れて切れ味アップ
2025年4月22日(火)5時26分 スポーツニッポン
素質が開花するか。ゲルチュタールは叔父に21年ホープフルS覇者キラーアビリティを持つ良血。2走前の京成杯は3番人気に推されたが中団から伸び切れずに10着。前走ゆきやなぎ賞は好位から運んで抜け出し勝利。巻き返しに成功した。房野助手は「京成杯は流れが速くなってバランスを保っていない中、走ってラストが甘くなった。前走は自然とあの位置を取って、馬のリズムで運べたので」と勝因を語る。
2走前はデビュー時から26キロの馬体増となる534キロで臨み、前走は8キロ絞れて切れが増した。「完成度に関してはまだ先だけど、馬はしっかりしてきた。元々、距離は長い方がいいと思っている。今の感じなら競馬に行っても、すっと動けるはず」と胸を張る。馬名はドイツにあるレンガ造りで世界最大の鉄道橋が由来。鞍上にドイツの名手シュタルケを配し、ダービー切符を獲りに行く。