巨人・大城卓三 劇的V弾から一転、攻守に精彩欠く 3打席連続三振に併殺打 失点つながる痛恨失策も
2025年4月25日(金)21時35分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—4阪神(2025年4月25日 甲子園)
巨人の大城卓三捕手(32)は25日の阪神戦(甲子園)で「5番・一塁」に入ってフル出場。打席では3打席連続三振のあとで併殺打、一塁守備では3失点につながる失策を3回に犯すなど攻守で精彩を欠いた。
相手先発右腕・村上に対し、2回の第1打席は直球に空振り三振、4回はワンバウンドするチェンジアップに空振り三振、6回の第3打席は直球に空振り三振。相手マウンドが2番手左腕・岩崎に代わった9回の第4打席は無死一塁で投ゴロ併殺打に倒れた。
また、一塁守備では0—1で迎えた3回、先頭・近本の一ゴロを後逸して塁に出し、先発右腕・赤星が4番・佐藤輝に決定的な3ランを被弾した。
大城卓は22日の中日戦(東京D)で3回に相手先発左腕・マラーから岡本との2者連続弾となる今季1号ソロ。23日の同戦では0—0のまま迎えた8回に相手5番手右腕・マルテから値千金の決勝2号2ランを放っていた。
この日も本塁打すれば2022年7月3日の広島戦(マツダ)で九里から、5日のヤクルト戦(東京D)で高橋から、6日の同戦で小川から打って以来3年ぶり2度目の3戦連発となるところだったが、一転厳しい結果となった。