巨人・門脇誠 14戦ぶりスタメン復帰も4の0&1三振で快音なし 初回には好守も
2025年4月26日(土)18時0分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人2—6阪神(2025年4月26日 甲子園)
巨人の門脇誠内野手(24)が26日の阪神戦(甲子園)で「8番・三塁」に入り、14試合ぶりにスタメン復帰。最後までフル出場したが、4打数無安打1三振に終わった。
初対戦となった相手先発右腕・デュプランティエに対し、2回の第1打席はボール球の152キロ直球に空振り三振。5回の第2打席は一ゴロ失策で出塁して二盗を決めたが、7回の第3打席は相手3番手左腕・島本に二ゴロ、9回の第4打席は相手5番手右腕・石井に中飛だった。
プロ3年目の門脇は3月28日のヤクルト戦(東京D)で「8番・遊撃」に入って開幕スタメン。今季第1打席で幸先良く安打を放つと、そこから開幕4試合連続安打と順調なスタートを切った。
だが、そこから打撃不振に。4月8日のDeNA戦(横浜)では延長11回に1日の中日戦(バンテリンD)以来6試合21打席ぶり安打を放ったが、翌9日の同戦では開幕11試合目にして今季初のスタメン落ち。
代わりに遊撃に入った泉口が今季初スタメンでいきなり1号ソロを放つなど打撃好調で「1番・遊撃」が定位置となり、門脇はベンチを温める日が続いていた。
この日は8日のDeNA戦(横浜)以来14試合ぶりのスタメン復帰。三塁でのスタメンは今季初だった。
得意の守備では初回に森下の痛烈な打球をのけぞりながらジャンピングキャッチして三直にする好守も。
だが、2—2で迎えた8回には森下の三遊間に飛んだ打球を捕球できず、バックアップした遊撃・泉口が一塁へ悪送球(記録は内野安打と失策)。チームはここから一挙4失点して敗れ、77年ぶりの阪神戦開幕5戦5敗となっている。
なお、門脇の打率は試合前の.171から.154に下がっている。