【青葉賞】大激戦を差し切ったエネルジコ 「最後の最後で届いた」2000勝達成のルメール騎手感激

2025年4月26日(土)16時38分 スポーツ報知

青葉賞を制したエネルジコ(手前、カメラ・荒牧 徹)

◆第32回青葉賞・G2(4月26日、東京競馬場・芝2400メートル、良=2着までに日本ダービーの優先出走権)

 ダービートライアルは3歳牡馬13頭で争われ、1番人気のエネルジコ(美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)が、重賞初制覇を飾った。馬場入り後に雨が降るコンディションのなか、道中は後方に。直線では外から脚を伸ばし、ゴール前で他馬を差し切り。5着まで首+鼻+首+首差の大接戦を制した。勝ちタイムは2分24秒8。

 昨年10月の新馬戦、今年2月のセントポーリア賞に続き、東京コースでデビュー3連勝。無敗馬のVは10年のペルーサ以来15年ぶりとなった。クリストフ・ルメール騎手は23年のスキルヴィングに続く同レース2勝目で、JRA通算2000勝を達成した。高柳瑞調教師は昨年のセントウルS(トウシンマカオ)以来の重賞制覇となった。

 2着は2番人気のファイアンクランツ(ジョアン・モレイラ騎手)、3着は4番人気のゲルチュタール(アンドレアシュ・シュタルケ騎手)が入った。

 クリストフ・ルメール騎手(エネルジコ=1着)「ずっと伸びてくれて前の馬も頑張っていたから最後の最後で届いた。すごくうれしい。競馬3回目でテンション上がっていて心配したけど、スタートしてすぐに落ち着いて、リラックスして走ってくれたので2400メートルは問題なかった。この馬はまだ経験がなくて子供。さらに良くなってくると思うのでダービーはトライしないといけない。(2000勝達成)ついにお待たせしました。トップ10人のグループに入れて、うれしいです。日本に来たときはここまで勝てると思っていなかったけど、みなさんのおかげで2000勝できました」

スポーツ報知

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