【巨人】セ奪三振数トップの井上温大が29日広島戦で先発「勝つと勢いが出ると思う」9連戦幕開け
2025年4月28日(月)15時10分 スポーツ報知
メディシンボールを持ち笑顔を見せる井上温大(カメラ・山崎 賢人)
巨人・井上温大投手が28日、ジャイアンツ球場で練習。先発予定の29日・広島戦(東京D)に向けてキャッチボールやブルペンでの傾斜確認で最終調整した。今季自身初となる赤ヘル打線との対決へ「先頭打者と先制点を与えないように投げたいと思います。粘り強い打者、盗塁も多いので、無駄な四球を出さないように」と表情を引き締めた。
2勝目を手にした前回22日の中日戦(同)は8回1失点。自己最多の14奪三振は、球団左腕6人目、日本人左腕では2012年5月30日の楽天戦(東京D)でノーヒットノーランを達成した杉内俊哉(現投手チーフコーチ)以来だった。それでも「あの試合はあの試合、次は次と考えている。自信にはなりますけど、また別ものと考えて投げます」と冷静に話した。
開幕から4登板で防御率1・61。奪三振数31はリーグトップだ(2位はDeNAケイの28)。広島に対してチームは11〜13日のマツダで3連敗。「初戦で勝つと勢いが出ると思う」と、9連戦初戦での快投を思い描いた。