【柔道】ウルフ・アロン「96キロではないとこの場を借りて訂正...」個人戦引退試合前にハプニング?

2025年4月28日(月)17時58分 スポーツニッポン

 柔道全日本選手権(29日、日本武道館)の前日会見が28日、都内で行われた。

 男子100キロ級東京五輪金メダルのウルフ・アロン(29=パーク24)は、全日本実業団体対抗大会(6月7〜8日、北海道立総合体育センター)での現役引退を明言しており個人戦では今大会が“引退試合”となる。「最後の個人戦になるので、やり残しがないように最後まで戦いきりたい。楽しむという気持ちよりも、全てをぶつけて戦いきりたい」と完全燃焼を誓った。

 体重無差別で争われる国内最高峰の大会。100キロ以下に体重を落とす必要はないが、公式プログラムに記載される体重はなぜか96キロになっていた。実際には120キロあるそうで「96キロではないということを、この場を借りて訂正させていただきたいと思います」と話して笑いを誘った。

 五輪などの100キロ級での試合は、計量後のリカバリーもあって108〜110キロで臨んでいたという。今回はそれよりも10キロ重く「軽いと技の威力もなくなる。重い方が受けの強さも上がっている。今の自分の体にも慣れてきている」と好感触を示し「今の自分の体を最大限使っての柔道を目指してやっていきたい」と意気込んだ。

スポーツニッポン

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