「やっぱり投手は防御率」巨人・山崎伊織が0封キープ宣言 開幕4連勝へ「勝利を引き寄せることはできる」
2025年4月29日(火)5時20分 スポーツ報知
ブルペンで調整する山崎伊織(カメラ・山崎 賢人)
巨人・山崎伊織投手(26)が先発予定の30日・広島戦(東京D)でセ・リーグ記録に挑む。継続中の開幕28イニング連続無失点は07年高橋尚成に並ぶ球団記録。現在はリーグ記録の63年中井悦雄、23年村上頌樹(ともに阪神)の31回を射程に捉えており「やっぱり投手は防御率。1イニングの積み重ね」と防御率0・00キープを目標に掲げた。
球団新、さらにはリーグ新記録に向け、淡々と調整を進めた。G球場でブルペン投球を終えると、現状の素直な思いを口にした。「もっと(他に記録は)あるじゃないですか。菅野さんの3試合連続完封とか。だからそんなにすごみがある感じがしないんですよね」。昨季までの4年間、東海大の先輩・菅野(オリオールズ)の偉大な背中を見て成長してきただけに「僕はそんなです」と謙虚に立ち位置を見つめた。
無失点投球の先には開幕4連勝も待つ。「今のうちにゼロで行けたら防御率的にも貯金ができる。勝ち(星)も大事。エースと言われている人は皆やっぱり、勝つので。運とかもあると思うけど、先発ピッチャーで勝利を引き寄せることはできると思う」。31イニング連続無失点までは残り3。一気に超える。(堀内 啓太)