【羽田盃】2番人気のジャナドリアは直線で伸びを欠いて3着 ルメール騎手「思ったほど加速しなかった」
2025年4月29日(火)20時48分 スポーツ報知
3着のジャナドリア(カメラ・池内 雅彦)
◆第70回羽田盃・Jpn1(4月29日、大井競馬場・ダート1800メートル、重=JRA所属馬は5着以内の上位3頭、地方馬は上位3頭に東京ダービーの優先出走権)
ダート3冠の1冠目に3歳牡馬15頭が出走し、単勝1・3倍で圧倒的1番人気のナチュラルライズ(JRA美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)が好位追走から豪快に抜け出し、5馬身差をつけて重賞連勝でG1級初制覇。昨年からJpn1に格付けされ、アマンテビアンコに続きJRA勢が2年連続の勝利となった。デビューから5戦全てコンビを組んできた横山武史騎手は同レース初勝利。開業28年目の伊藤圭三調教師はJRA、地方を通じG1級初勝利となった。勝ちタイムは1分52秒1。
同馬は昨年7月に札幌で新馬勝ちをし、カトレアSと2連勝。全日本2歳優駿・Jpn1では4着だったが、前走の京浜盃・Jpn2では6馬身差をつけて重賞初勝利を飾っていた。今回、Jpn1初勝利となり、今後の活躍に注目が集まる。
4番人気で地元大井から参戦のナイトオブファイア(矢野貴之騎手)が2着。3着は2番人気でJRAのジャナドリア(クリストフ・ルメール騎手)が入った。3連単は3番人気の1470円だった。
2冠目の東京ダービー・Jpn1は6月11日、3冠目のジャパンダートクラシック・Jpn1は10月8日に、ともに大井競馬場のダート2000メートルで行われる。
ルメール騎手(ジャナドリア=3着)「馬の状態は完璧。いいポジションで走れたが、直線で思ったほど加速しなかった」
吉原寛人騎手(スマイルマンボ=4着)「ゲートの出が良かったのでハナに立った。プレッシャーをかけられての道中でも踏ん張ってくれた」
田辺裕信騎手(アメージング=5着)「行ければ行こうと思っていが、控えてキックバックを受けても思ったよりハミを取ってくれた」
戸崎圭太騎手(グランジョルノ=8着)「しぶった馬場でペースが速く、ついていけなかった」