“過激な仕掛人”新間寿さん、最後に対面した「レスラー」は前田日明だった…通夜で告白「新間さんには感謝しかありません」

2025年4月29日(火)21時17分 スポーツ報知

新間寿さんの通夜に参列した前田日明

 今月21日に90歳で亡くなった“過激な仕掛人”とうたわれ、アントニオ猪木さんと共に昭和の新日本プロレスで黄金時代を築いた元新日本プロレス専務の新間寿さんの通夜が29日、新宿区の感通寺でしめやかに営まれた。

 通夜には、初代タイガーマスク佐山サトル藤波辰爾前田日明、新日本プロレスの菅林直樹会長、永田裕志らプロレス関係者、国民民主党の榛葉賀津也幹事長、自民党の和田政宗参院議員ら380名が参列した。

 亡くなった21日昼に都内の自宅で療養していた新間さんをお見舞いに訪れたことを明かした前田。「新間さんは酸素マスクしながら目をつぶっていましたけど、いろいろ話しをしたんです。思い出話ばかりでよくなったらパラオに行きましょうよって話しをしたんです」と振り返った。

 前田は、18歳の時に新間さんのスカウトで新日本プロレスに入門した。見舞った時に「18歳のあの日、あの時、新間さんに会ってなかったらどういう人生を送ったんだろうと思ったら新間さんに感謝しかありません」と伝えたという。見舞いを終え帰宅後に電話で長男の寿恒さんから電話で訃報を知らされ「びっくりしました」とかみしめた。

 新間さんの功績を「新間さんがいなかったら新日本の隆盛はなかったです」と断言。さらに「後にも先にもどんな業界にも新間さんほどの交渉人はいないです」と絶賛した。さらに新間さんは「いろんな陰口を言われたけど、そういうウワサを聞いても一切抗弁しなかった。自分が面倒見ている選手、会社に対し無私の奉仕をしていました。お金にきれいだったです」としのんでいた。

 告別式は、30日午前10時から感通寺で営まれる。

スポーツ報知

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