巨人・阿部監督「気持ちを伝えたら行ってくれると言ったので...」 応えた大勢の回またぎ無失点

2025年4月29日(火)18時39分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人4—3広島(2025年4月29日 東京D)

 巨人は29日の広島戦に延長12回の末、4—3でサヨナラ勝ちを収め、2位に浮上した。巨人は開幕戦以来、今季2度目のサヨナラ勝ちとなった。

 12回1死二、三塁から甲斐の中犠飛で劇的な幕切れとなった。その流れを呼んだのは11回から登板し、2イニングを無失点に抑えた大勢だった。11回を3者連続三振に抑えると、12回は先頭の末包の中前へのフラフラと上がった飛球を途中出場の増田大がダイビングキャッチ。2死から菊池に左前打を許したが、この回を無失点に抑えて、サヨナラ劇につなげた。

 今季初の回またぎの登板で3勝目を挙げた大勢は、ヒーローインタビューで「1イニング目を抑えた時に、ベンチに帰ってきたら阿部さんがおられたので、これはもう1回行くなとは感じていました。最近、投げるたびに勝ち投手になれているので、きょうも勝ち投手になってやろうという気持ちで(12回のマウンドに)上がりました」と語った。

 試合後、阿部慎之助監督は「(9回に)ああいう形で追いついたのでね。9連戦ですけども、やっぱり頭は絶対に負けたくないというね、(その)気持ちを伝えたら、行ってくれると言ったので」とし、「いやもう、大勢が抑えてもらうしかなかったんで。大勢よりいいピッチャー残ってなかったんでね」と2イニングを投げさせた理由を説明した。

スポーツニッポン

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