ACLEアル・ナスル戦中立開催も…川崎サポーターへの対応巡りAFC批判噴出

2025年5月1日(木)8時5分 FOOTBALL TRIBE

川崎フロンターレ 写真:Getty Images

 川崎フロンターレは日本時間4月30日深夜に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝で、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスル(サウジアラビア1部)に勝利。ACLE制覇への期待がかかる一方、現地観戦の川崎サポーターに対する大会主催者等の対応が話題に。中立開催であることを理由とした否定的な意見も相次いでいる。


 川崎対アル・ナスルは、サウジアラビアのキング・アブドゥッラー・スポーツシティで開催。Xでは、川崎サポーターが集結したエリアの様子が拡散されているが、試合直前まで横断幕の掲出が許可されなかったとのこと。キックオフ直前になって、ようやく許可が下りたものの、掲出場所が限定されたという。


 また、川崎サポーターの入場が許可されたエリアはコーナーフラッグ付近のみだったとのこと。メインスタンドをはじめ大半のエリアはアル・ナスルを応援する観客で埋まったという。


 中立開催としながらも、川崎にとって完全アウェイの雰囲気だっただけに、ネット上では大会主催者であるAFC(アジアサッカー連盟)に対する批判や、ACLEのレギュレーションの再考を求める声が噴出。横断幕の掲出に関する事案も議論の対象になるなど、勝利したとはいえ、川崎サポーターや日本のサッカーファンの怒りは収まらないようだ。


 ACLEの大会方式を巡っては、準々決勝から決勝の計7試合をサウジアラビアで集中開催すること自体が、アル・ナスルをはじめ同国勢にアドバンテージを与えているとして、AFCへの非難が相次いでいた。また、AFCが「準々決勝で東地区・西地区同士のクラブが対戦することはない」という規定を、ラウンド16終了後に突如設けたことも批判に対象になっていた。

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