【広島】12回あと1死からサヨナラ負けで泥沼6連敗…9回は無死満塁から1点も奪えず 4・9以来の借金生活
2025年5月1日(木)22時44分 スポーツ報知
選手交代を告げる新井監督(右=カメラ・相川 和寛)
◆JERAセ・リーグ 巨人4×−3広島(1日・東京ドーム)
広島は、今季3度目のサヨナラ負けで今季最長の連敗は6に伸びた。同点の延長12回、2死一塁から吉川のサヨナラ打で勝負を決められた。カード初戦に続き、3連戦で2度のサヨナラ負け。4月を勝率5割で終え、5月も黒星発進となり、4月9日以来の借金生活に突入した。
前夜に完封負けの打線は、初回2死無走者から5連打で3得点。巨人・田中将の立ち上がりに襲いかかり、いい形で主導権を握りながら、2回以降に追加点を奪えなかった。3、4回は満塁機を逃し、4回まで11残塁と決定打を欠いた。5回以降もリリーフ陣を攻略できなかった。
同点の9回は先頭から連打と敵失などで無死満塁の絶好機をつくった。だが、ファビアンが6—2—3の併殺打に倒れ、2死二、三塁から菊池は三ゴロで1点も奪えなかった。延長10回も1死一、二塁としたが、矢野、野間が倒れて勝ち越しはならなかった。
先発のドミンゲスは、2回に岡本にソロを被弾。3回は先頭死球を起点に2点目を奪われた。5回2失点で勝利投手の権利を手にリリーフにバトン。だが、6回は今季防御率0・00の森浦が、キャベッジのソロで同点に追い付かれた。7〜11回は5投手が無失点で切り抜けたが、12回にルーキー岡本が崩れた。
東京D、神宮、横浜の首都圏3球場では、今季これで8戦全敗という惨状が続く。2日は広島に戻り、今季9勝3敗と大きく勝ち越す本拠地マツダでの中日3連戦から仕切り直す。