中日・三浦が移籍初登板、プロ初先発で初勝利

2025年5月1日(木)21時38分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 中日3-2阪神(2025年5月1日 バンテリンD)

 プロ初先発のマウンドで中日・三浦が5回2失点。プロ初勝利を手にした。

 「結果を残せば野球人生も大きく変わる。一球一球、大事に投げていけたらと思う」

 登板前の言葉通り、立ち上がりから気迫全開だ。初回先頭・近本を143キロ直球で二飛、続く中野にも144キロ直球で投ゴロ。最後は森下も143キロ直球で遊ゴロに仕留めた。

 ソフトバンク時代の昨季途中に育成から支配下選手となったが、オフに戦力外となり再び育成契約を打診された。しかし、古巣のオファーは断り、新天地での飛躍を期して、同じ育成契約で中日移籍を決断した。

 春季キャンプからアピールを続け、4月2日に支配下登録。今季はウエスタン・リーグ5試合に登板し3勝0敗、防御率1・14だった。

 4回に四球などで2死一塁で、坂本に右中間適時二塁打され、先制点を献上。5回2死無走者で、佐藤輝に左ソロを浴びたが、後続を断った。

 そんな左腕に打線は4回に奮起した。連打で無死一、二塁をつくると、高橋周が右翼フェンス直撃の適時二塁打。なおも無死二、三塁で、細川が遊撃へのタイムリー内野安打を。2—2の5回2死一、三塁で、重盗を仕掛けて三塁走者・岡林が生還し勝ち越し。中継ぎ陣が踏ん張り、嬉しいプロ初勝利を手にした。

スポーツニッポン

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