巨人VS広島は今季両リーグ最長4時間39分 吉川尚輝のサヨナラ三塁打は松井秀喜以来球団26年ぶり

2025年5月1日(木)23時20分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人4—3広島(2025年5月1日 東京D)

 東京ドームで行われた巨人—広島6回戦の試合時間は4時間39分。今季両リーグ最長となった。

 両軍合わせて16人の投手が投げ、計46選手が出場。巨人はベンチ入りした野手全員を使い切り、8投手を含めて24人の総力戦だった。

 巨人は中13日で今季3度目の先発登板となった田中将が初回に5連打で3点先制を許して3回8安打3失点で降板したが、石川、堀田、船迫、高梨、田中瑛、大勢、ケラーと7人のリリーフ陣が無失点継投。延長11回、12回と今季初の回またぎとなったケラーが今季初勝利をマークした。

 巨人打線は3点を追う2回に岡本の8号ソロで1点返すと、3回には吉川の適時打でもう1点。6回にはキャベッジが5号ソロを放って3—3の同点として田中将の黒星を消した。

 9回には無死満塁のピンチをしのぎ、3—3のまま今季5度目の延長戦に突入。そして、敗戦がなくなった延長12回、吉川が右翼線へサヨナラ三塁打を放った。

 この回、先頭の代打・若林が安打で出塁も泉口が併殺打で2死走者なし。だが、キャベッジが安打でつなぐと、吉川が相手8番手右腕・岡本から右翼線へ適時三塁打を放った。キャベッジは一塁から激走。サヨナラのホームを踏んだ。

 サヨナラ三塁打は珍記録で、巨人では1966年9月10日サンケイ戦の滝安治、99年5月29日阪神戦の松井秀喜に次いで26年ぶり3度目。12球団では昨年9月21日楽天戦で柳町(ソフトバンク)が記録している。

 なお、巨人は今季初の4連勝で今季初の貯金5。広島戦は前回対戦(4月11〜13日、マツダ)で同一カード3連敗を喫していたが、本拠できっちりお返しした。

スポーツニッポン

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