MotoGP:スズキがジョアン・ミルと契約更新。2022年までリンスとタッグ組みGSX-RR駆る
2020年5月2日(土)19時35分 AUTOSPORT web

ロードレース世界選手権MotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターは5月2日、ジョアン・ミルとの間で2021年と2022年シーズンに起用することに関して合意し、契約を更新したことを発表した。
2015年にMoto3クラスでロードレース世界選手権デビューを果たしたミル。翌年からMoto3クラスにフル参戦し、2017年には10勝を記録しチャンピオンに輝いている。
2018年にはMoto2クラスにステップアップして4度の表彰台を獲得すると、2019年にチーム・スズキ・エクスターのライダーに抜擢されMotoGPクラスに昇格してみせた。
MotoGPクラスでは怪我での欠場も経験したルーキーイヤーとなったが、出場した17戦中10度のトップ10フィニッシュを果たし、ベストリザルトは5位、ランキングは12位を獲得した。
そんなミルが2日にチーム・スズキ・エクスターのInstagramで行われたライブ配信の中で、スズキと2021〜2022年まで2年間契約を延長したことを発表した。
チーム・スズキ・エクスターは4月19日にアレックス・リンスとも2021〜2022年の契約を更新しているため、スズキは2022年までふたりのスペイン人ライダーのリンスとミルのライダーラインアップでスズキGSX-RRを駆り戦うことが決定した。