【RIZIN男祭り】再び格闘技をけん引する存在になるか 朝倉未来が完全復活を懸けて鈴木千裕と対戦

2025年5月2日(金)12時0分 スポーツニッポン

 格闘技イベント「RIZIN」は、「RIZIN男祭り」を5月4日に東京ドームで開催する。RIZINの東京ドーム大会は、2021年6月13日の「RIZIN.28」に続いて2回目となる。

 大会は当初、引退を発表していた朝倉未来(32=JAPANTOPTEAM)と平本蓮(26=剛毅會)の再戦を中心に「THEMATCH2」としての開催が発表されていた。だが、平本の全治6カ月の右肩負傷により対戦が流れたことで、大会名は「RIZIN男祭り」に変更。開催まで1カ月を切った時点で、朝倉の対戦相手は鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)に変更となったことが発表された。

 朝倉は平本にTKO負けした24年7月28日の「超RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)以来、約9カ月ぶりの復帰戦。鈴木との対戦が決まった時点で「今回は男祭りというよりは男気祭り。鈴木選手と俺がやったら死闘になると思うし、血だらけになるでしょう。俺の格闘人生の運命を皆さん会場に見に来てください」とコメントしていた。4月26日の公開練習では引き締まった肉体から的確なパンチを繰り出し「100%勝ちます。復活します」と言い切った。

 第5代RIZINフェザー級王者の鈴木は、昨年大みそかの「RIZINDECADE」(さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケ(35=ブラジル)に敗れてタイトルを失った。再起戦となった今年3月30日の「RIZIN.50」(あなぶきアリーナ香川)では、カルシャガ・ダウトベック(31=カザフスタン)にスプリットの判定負けを喫した。

 今回は前戦から1カ月あまりでの試合となるが「充電期間が欲しいと思っていたが、足も拳も治っちゃったんで復帰しました」と朝倉との対戦オファーを受諾。朝倉と同日の公開練習の際には「格闘技は縁なので、そこが結びついた。格闘家として向き合うことができたと思う」と対戦を心待ちにしていた。

 朝倉は「RIZIN.28」でクレベル・コイケを相手にメインを務めている。朝倉が参戦することで再び開催されたと言える東京ドーム大会。日本の格闘技界をけん引してきた男が完全復活を果たし、平本との再戦につなげられるのか。見逃せない一戦となる。

 他にRIZINWORLDGP2025ヘビー級トーナメントなどが行われる大会の模様は、5月4日午前11時30分からU-NEXTなどでベイパービューで配信される。

スポーツニッポン

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