【京王杯スプリングC】トウシンマカオがJRAレコードで重賞5勝目 1400メートルでは初タイトル
2025年5月3日(土)15時54分 スポーツ報知
京王杯スプリングカップを制したトウシンマカオ(右)(カメラ・荒牧 徹)
◆第70回京王杯スプリングカップ・G2(5月3日、東京競馬場・芝1400メートル=1着馬に安田記念の優先出走権、良)
古馬による短距離重賞は12頭立てで行われ、横山武史騎手が騎乗した2番人気のトウシンマカオ(牡6歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)が勝利。24年セントウルS以来の重賞5勝目を挙げた。これまで4つのタイトルは全て芝1200メートルで手にしてきたが、初めて1400メートルで重賞を制した。勝ちタイムの1分18秒3は従来の記録を0秒7更新するJRAレコードだった。
2着は1番人気のママコチャ(川田将雅騎手)、3着は3番人気のロジリオン(松山弘平騎手)だった。
横山武史騎手(トウシンマカオ=1着)「能力はG1級だと思っていましたので勝ててホッとしました。レコードが出ている感じはしなかったですが、まずは1400メートルで正直得意と言える舞台ではなかったなかで、何とか折り合いもつきましたし、しまいのはじけ方も良かったです。折り合いがメインになると思っていましたが、うまくいきましたし、陣営の方々も高松宮記念を使ってから、大事に調整してくださったので、それが生きた結果かなと思います。まずは馬が無事なことが最優先ですし、先生や厩舎の方々と話してより良いプランを考えていければと思います」