ドジャース 2―1の8回終了時に雨天中断 山本由伸が6回1安打無失点と好投 ベッツが5号ソロで援護
2025年5月3日(土)10時29分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—ブレーブス(2025年5月2日 アトランタ)
ドジャースの大谷翔平投手(30)は2日(日本時間3日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席まで無安打に倒れた。しかし、チームは4回にウィル・スミス捕手(30)が先制犠飛、6回にはムーキー・ベッツ内野手(32)が追加点となる5号ソロを放ち、4勝目を狙う山本由伸投手(26)を援護した。試合は2—1の8回を終えたところで雨の影響で中断となったが、1時間13分後に試合が再開した。
この日は元ドジャースの有望株で、昨季ブレーブスでメジャーデビューした2年目右腕ホームズとの対戦。2度一塁線際へ鋭い当たりを放ったが、最後はカウント1—2から膝元に沈むカーブを振らされて三振に打ち取られた。さらに2番ベッツ、3番フリーマンも空振り三振。ドジャースが初回の攻撃で3者三振に倒れるのは2022年10月2日のロッキーズ戦以来943日ぶりで、この時はターナー、フリーマン、スミスが3者三振に倒れた。大谷がドジャース移籍後は初めてで、MVPトリオが初めて初回3者三振に打ち取られた。
大谷は4回先頭で迎えた第2打席もカウント2—2から膝元へのスライダーにバットが空を切って空振り三振。これで対ホームズは初対戦の四球の後は4打席連続三振となった。しかし、ベッツが投手強襲安打、フリーマンが一塁内野安打、T・ヘルナンデスが四球で好機を演出すると、1死満塁からスミスが右翼へ犠飛を打ち上げて先制した。
ホームズには5回まで2安打に抑えられていたが、6回にベッツが左越えに5号ソロ。6回1安打無失点、6奪三振と好投した山本由伸を援護した。大谷は2—1の8回1死一塁の第4打席は右翼へ打球速度110.3マイル(約177.5キロ)の痛烈な打球を放ったが、右飛に倒れた。