何を見てる? 山本由伸、神投球で“打者に異変”「エグすぎる」「手が出ない」 動けなくなる… 究極コースを突いた“見逃し三振”
2025年5月4日(日)9時15分 ABEMA TIMES

【MLB】ブレーブス1−2ドジャース(5月2日・日本時間5月2日)
5月2日(日本時間5月3日)に行われたアトランタ・ブレーブス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・山本由伸が見逃し三振を奪った打者のリアクションが話題となっている。
1-0、ドジャース1点のリードで迎えたこの試合の4回裏・ブレーブスの攻撃、2死一塁の場面で打席に立った5番のショーン・マーフィーに対して山本は、初球、外角わずかに外れる92.6マイル(約149.0km/h)のカットボールで空振り、2球目、内角低めのボールゾーンへとシャープに沈む90.8マイル(約146.1km/h)のスプリットで空振りと、わずか2球でアッサリとカウント0-2と追い込むと、3球目に投じたのは内角低めのボールゾーン、膝元を突く89.7マイル(約144.3km/h)のスプリット。辛うじてこれを見定めたマーフィーであったものの、続く4球目に山本が投じたのは、同じく内角低め、膝元を突く球でありながらも、3球目とは異なり“落ちない”95.3マイル(約153.3km/h)の速球。すると、これを見逃したマーフィーはしばしその軌道を再確認するような仕草を見せ、球審からストライクをコールされてもなお、その場に留まり、無念さをにじませることとなった。この奪三振シーンに、ネット上からは「エグすぎる」「手が出ない」「動かない」「究極のインロー」「由伸の制球力よ」「直前のスプリットが効いてる」「これはサイヤング賞」といった様々な反響が巻き起こることに。
山本といえば、MLB移籍後、いわゆる“ヨーヨーカーブ”にはじまり、変化球ばかりが話題となる一方で、それを活かす快速球もまた天下一品。今季はそんな山本の速球にも、多くの打者が手こずりそうな気配だ。
なお、この日の山本は6回・91球を投げて、許したヒットは1本のみ。強打で知られるブレーブス打線相手に、合計6つの三振を奪う無失点投球で今季4勝目。課題となっているリリーフ陣もなかなかの踏ん張りを見せた試合となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)