エンゼルス 守護神ジャンセンが3被弾の大乱調で今季最悪7連敗 タ軍グリーンに大リーグ史上初の快挙許す
2025年5月3日(土)14時55分 スポーツニッポン
◇ア・リーグ エンゼルス1—9タイガース(2025年5月2日 アナハイム)
エンゼルスは2日(日本時間3日)、本拠でタイガース戦と対戦し、1—1の9回に守護神ケンリー・ジャンセン投手(37)が3被弾するなど2/3回を6安打6失点の大乱調。今季ワーストを更新する7連敗を喫した。
エンゼルスはタイガースの昨季サイ・ヤング賞左腕スクバルに対し、初回にネトが先制ソロ。7回に同点とされたが、8回を終わって1—1と好勝負を演じた。
しかし、9回から登板したジャンセンが先頭のグリーンに勝ち越しソロを許すと、続くケイスにも被弾して2失点。これでは終わらず2死後にバエスにも2ランを被弾して1—5とリードを広げられた。さらに連打を許してジャンセンが降板すると、救援したエダーが自身の暴投でさらに1点を失うと、2巡目のグリーンにこの回2本目の一発となる3ランを被弾して試合が決した。
大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、9回の1イニングで2本の本塁打を放ったのは大リーグ史上初となった。
エンゼルスは前日のタイガース戦でも菊池雄星が5回2失点と試合をつくりながら8回以降に救援陣が8失点と大炎上。2戦続けて終盤に大量失点を喫する苦しい展開となった。
エンゼルスはこの日、主砲トラウトが左膝痛のため負傷者リスト(IL)入り。悪い流れを払拭したいところだ。