井上尚弥の公開計量に入れなかったファンが会場外に大行列 大橋秀行会長「すごいことになってる」
2025年5月4日（日）8時51分 スポーツ報知
フェースオフで対峙した井上尚弥（左）とラモン・カルデナス（カメラ・勝田 成紀）
◆プロボクシング ▽ＷＢＡ、ＷＢＣ、ＩＢＦ、ＷＢＯ世界スーパーバンタム級（５５・３キロ以下）王座統一戦１２回戦 井上尚弥—ラモン・カルデナス（４日＝日本時間５日、米国ネバダ州ラスベガス Ｔ—モバイル・アリーナ）
世界４団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥（３２）＝大橋＝が、カジノ＆ホテル「ＭＧＭグランド」で行われた前日計量に臨み、挑戦者のＷＢＡ世界同級１位ラモン・カルデナス（２９）＝米国＝とともに５５・２キロでクリアした。
計量会場には、限定２００人のファンが入場した。しかし、入場できなかった数百人のファンが会場の外に長蛇の列をつくった。所属ジムの大橋秀行会長（６０）は、行列の動画を報道陣に見せながら「外がすごいことになってるよ」と驚きの声をあげた。
ラスベガス入り後に練習していたジムにも、連日サインを求めるファンが行列。１日（同２日）にＭＧＭグランドで行われた到着イベントにも約３００人が集結し、イベント後にサインを求めてファンが殺到した。
ラスベガスでの試合は、ＷＢＡ＆ＩＢＦ世界バンタム級統一王者時代の２０年１０月ジェーソン・モロニー（オーストラリア）戦、２１年６月マイケル・ダスマリナス（フィリピン）戦に続き３度目。過去２回はコロナ禍のため試合前イベントでファンとふれ合う機会もなかったが、今回はファンの声援も井上を後押ししている。
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