Rソックス開幕4番カサスが左膝靱帯断裂で今季絶望…DHはディバースで変わらず、吉田正尚は引き続き外野で復帰目指す
2025年5月4日(日)5時50分 スポーツ報知
右肩手術からの復帰を目指す吉田正尚外野手が所属するレッドソックスは3日(日本時間4日)、前日のツインズ戦で負傷したトリストン・カサス一塁手が、左膝蓋腱(しつがいけん)の断裂で負傷者リスト入りしたと発表した。複数の米メディアによると、手術が必要で、今季絶望となった模様だ。
開幕戦で4番を打ったカサスは一塁へきわどいタイミングで走り込んだ際に痛め、そのまま担架にのせられて負傷交代した。ブレスロー野球最高責任者は「色んなオプションを考慮する」と穴埋めについて語ったが、コーラ監督は、DHディバースの一塁転向には否定的だ。元々三塁手のディバースは、今季、ブレグマンの加入で、DH転向に難色を示した後に翻意。ようやく、DHのルーチンに慣れ、結果が出始めた経緯があるからだとメディアに説明した。カサスに替わって、トロが3Aから昇格。この日の一塁はユーティリティーのゴンザレスが先発し、DHにはディバースが入った。
一方、右肩手術からの復帰を目指す吉田正尚外野手は、スローイングの距離が停滞していることもあり、リハビリを行っていたフロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地を離れ、前日2日(日本時間3日)に、チームに一時合流。ボストン市内の病院でMRI検査を受けた。カサスの離脱によるディバースの一塁コンバートのプランは、現状ではない模様で、吉田は引き続き、外野手として復帰を目指すことになる。