佐々木朗希“日またぎ”メジャー初勝利! 5回3失点も大谷翔平ら打線が10点援護...7度目先発ついに
2025年5月4日(日)14時30分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース10ー3ブレーブス(2025年5月3日 アトランタ)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)がメジャー初勝利を記録した。3日(日本時間4日)の敵地ブレーブス戦で先発し、5回6安打3四死球4奪三振3失点。自己最多98球で降板も試合は10—3で快勝し、メジャー7戦目でようやく白星をマークした。
雷雨のため、試合は3時間6分遅れの米東部時間午後10時21分(同4日午前11時21分)に開始。佐々木が第1球を投じたのは、同10時33分だった。味方が1点を先制した2回、1死一塁から適時三塁打を浴びて1—1の同点に追いつかれ、7—1で迎えた4回にもソロ本塁打と連打で2点を失った。5回のド軍攻撃中に日付が変わり、その裏は初めて3者凡退に抑えて交代。ベンチでは、この日メジャー初昇格を果たした金慧成(キム・ヘソン)らと試合を見守った。
打線は2回1死一、三塁から内野ゴロの間に先制。3回には大谷翔平が8号ソロを放って2—1と勝ち越し、T・ヘルナンデスの適時打でさらに1点を加えた。4回は2死後、大谷からの5連打で4点。8回にはフリーマンの6号3ランでとどめ。6回からは救援陣が踏ん張り、チーム一丸で佐々木に白星をプレゼントした。
佐々木は3月19日のカブス戦(東京ドーム)で先発してメジャーデビュー。当初は制球難が目立ち、3試合目までは4回が最長だった。しかし、4月12日のカブス戦で5回1失点と好投。同19日のレンジャーズ戦では6回2失点で勝利投手の権利を得たが、9回逆転サヨナラ負けで初勝利を逃していた。NPBではロッテ入団2年目の21年5月27日、プロ2度目の先発となった阪神戦(甲子園)で、5回4失点で初勝利を挙げていた。