フリーマン 佐々木朗希の初勝利祝勝会は「少しだけいつもより盛り上がった」5回投げきったことも称える

2025年5月4日(日)15時54分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース10—3ブレーブス(2025年5月3日 アトランタ)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に「3番・一塁」で先発出場。8回に6号3ランを放つなど、今季初の3安打で4打点2得点の活躍で佐々木朗希投手(23)のメジャー初勝利をアシストした。

 フリーマンは4—1の4回に適時打を放つと、8回には試合を決定づけるダメ押し3ラン。3時間遅延して現地時間午後10時21分に開始と調整が難しい試合となったが「相手(ブレーブス)は17連戦中らしいし、こっちも10連戦中。だから、3回表まで進んだ時点で、今日はこのまま試合をやるなって感じがしていた」と振り返った。

 試合前はどう過ごしていたかを問われると「1日に3回も打撃練習をすることになるとはね。最初に打ったのは午後3時半頃。雨の影響でどうなるか分からなかったので、その時点ではまだ様子見だった。本来なら午後5時の打撃ミーティングの前に打とうと思っていたけど、結局午後7時半まで待った。でも体を冷やしたくなかったから、とにかく動き続けるようにしていた。歩き回ったりして、身体を温めたままにしていた。7時半にもう一度打って、その後、10時ちょっと過ぎの試合開始を目指していると聞いたあたりで、また体を動かして温め直しました。ずっとウォームアップをしていたって感じですね」と説明した。

 チームは4月上旬から中旬にかけての不調から脱し、7連勝と復調。「初戦のパイレーツ戦はちょっと特別な試合だったので、あれを引き合いに出すのは難しいけど、でもその後はしっかり立て直して、打線が機能して大量得点もできた。それに、朗希を5回まで投げさせられたのも良かった。正直、4回で降ろされるかなと思っていたけど、監督がもう1回投げさせて、しかも無失点に抑えた。それは彼にとって大きな意味があったと思う。今週は本当に良いことがたくさんあった。打線もよく機能していたし、これを来週につなげられればと思う」と振り返った。

 また、メジャー初勝利を挙げた佐々木のセレブレーションについては「いや、いつもと同じくらいだよ。シリーズに勝ったら毎回祝うから。でも、朗希の初勝利ってことで、今回は少しだけいつもより盛り上がったかもしれないね」と笑顔で話した。

 また、試合前に難しい調整を強いられる中、快勝を収めた選手にデーブ・ロバーツ監督も満面の笑み。「試合開始を待っている間に食べすぎました」と笑いつつ「長時間待たされたが、最終的に試合ができて本当に良かった。選手たちが集中を切らさずにいてくれたことに感謝している。この夜はタフな展開になったが、選手たちはしっかりとした気持ちで臨んでくれた。相手の先発投手はとても良いボールを投げていたが、我々は攻撃で粘りを見せた。今夜プレーするかどうかはっきり決まっていなかったので、投手たちをウォームアップさせることはしていなかった。ただ、ブレーブスとMLB側には“今夜何としても試合を行いたい”という強い意志があったと思う。だから我々は、正式な判断や指示を待っている状態だった。それでも、選手たちが集中力を切らさずにいてくれたことは、本当にありがたかった」と話した。

スポーツニッポン

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