佐々木朗希 最速は7試合で最も遅い155.6キロ「スライダーでカウント取れた」次は10日Dバックス戦

2025年5月4日(日)15時44分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース10ー3ブレーブス(2025年5月3日 アトランタ)

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)がメジャー初勝利を記録した。3日(日本時間4日)の敵地ブレーブス戦で先発し、5回6安打3四死球4奪三振3失点。自己最多98球で降板も試合は10—3で快勝し、メジャー7戦目でようやく白星をマークした。

 この日の最速は初回、3番・オズナへ投じた96.7マイル(約155.6キロ)。自身最速はデビュー戦だった3月19日のカブス戦(東京ドーム)の100.5マイル(約161.7キロ)で、7試合の登板では最も遅かった。加えてスライダーを多投したが、佐々木は「今日に関しては特にスプリットがなかなか思うように使えなかったので。どうしてもストレートだけだともちろん打たれてしまうので、うまくスライダーを見せながら、スライダーでカウントを取れたのでよかったかな」と分析した。

 開幕当初は制球難が目立ったものの、4試合目以降は5回を投げきることができている。7試合目での初勝利は長かったか、と問われると「初勝利うんぬんの前に、なかなかチームに貢献できてる感じもなかったので、最初の方は特に。その中でここ最近は最低限5回投げるとか、もちろん納得できるものではないですけど、徐々に仕事としては出来ていて、今日は野手、後に投げた投手に試合をつくってもらった」と振り返った。

 雷雨のため、試合は3時間6分遅れの米東部時間午後10時21分(同4日午前11時21分)に開始。佐々木が第1球を投じたのは、同10時33分だった。味方が1点を先制した2回、1死一塁から適時三塁打を浴びて1—1の同点に追いつかれ、7—1で迎えた4回にもソロ本塁打と連打で2点を失った。5回のド軍攻撃中に日付が変わり、その裏は初めて3者凡退に抑えて交代した。

 ドジャースのロバーツ監督によると、次戦は中5日で9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦(アリゾナ州フェニックス)だという。

スポーツニッポン

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