佐々木朗希、“深夜”のメジャー初勝利! 降雨で開始遅れも集中力切らさず敵地で粘投 5回98球6安打4奪三振3失点
2025年5月4日(日)14時45分 ココカラネクスト

佐々木朗希がメジャー初勝利を手にした(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間5月3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に先発登板。現地では日付をまたぎ深夜。午前1時を過ぎたが、待望のメジャー初勝利の瞬間が待っていた。5回98球6安打4奪三振3失点という内容で今季7度目の登板でメジャー1勝をつかんだ。
【動画】佐々木朗希がフォーシームで三振奪う!相手打者は手を出せず
現地時間で午後10時21分開始。降雨で3時間6分遅れでの開始となった試合でも、集中力を切らさず粘り強く投げ込んだ。
初回は先頭を左飛に打ち取ると、2番のオースティン・ライリーは三塁への内野安打、3番のマルセル・オズナは胸元に96マイル(約154キロ)のフォーシームで突き、見逃し三振に切って取った。その後、四球で二死一・二塁のピンチを招いたが、ショーン・マーフィーにも外角の96マイル(約154キロ)で見逃し三振に切って取った。
2回は一死二塁からエリ・ホワイトにスライダーを右翼線へ運ばれる適時三塁打。1−1の同点とされたが、3回に大谷翔平が勝ち越しの8号ソロ、テオスカー・ヘルナンデスの適時打で3−1。援護点をもらった。
直後の3回裏は連続三振で二死を奪い、マット・オルソンには四球を許したものの、ショーン・マーフィーを三ゴロに打ち取って得点を与えなかった。
4回は先頭のオジー・アルビーズに一発を浴びてしまい、2点目を献上。さらに、ニック・アレンにも適時二塁打を浴びて3点目を奪われたが、後続は打ち取った。5回は三者凡退に抑えると、メジャー初勝利の権利を得た。佐々木の防御率は3.86となっている。
この試合、打線が中盤までに7点を入れると、8回にフレディ・フリーマンがとどめの3ランで2ケタ得点。12安打10得点を挙げて10−3で勝利した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]