井上尚弥が前日計量パス、ラスベガスで防衛戦へ…挑戦者に「よく仕上がっているなという印象」

2025年5月4日(日)7時16分 読売新聞

井上尚弥の試合をPRする巨大なデジタルサイネージ(米ネバダ州ラスベガスで)=平沢祐撮影

 【ラスベガス(米ネバダ州)=平沢祐】4日(日本時間5日)にラスベガスで防衛戦を行うボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥(大橋)が3日、現地で前日計量に臨み、55・2キロでパスした。挑戦者の世界ボクシング協会(WBA)同級1位のラモン・カルデナス(米)も55・2キロ。

 計量後は、両者が向き合う「フェースオフ」でにらみ合った。井上尚は場内でのインタビューで、カルデナスについて「非常に落ち着いていて、よく仕上がっているなという印象」と語った。

 会場にはファンも詰めかけ、井上尚が姿を見せてから会場を後にするまで、大歓声がやむことはなかった。

 井上尚がラスベガスで戦うのは2021年6月以来。街中にある巨大なデジタルサイネージ(電子看板)には「怪物」の2文字とともに自身の姿が頻繁に映し出され、「すごく期待を感じる。自分の中でモチベーションも高いし、それだけの試合を届けたい気持ちもある」と話す。また、現地の情報を紹介する冊子の表紙を飾っている。

 井上尚の戦績は29戦全勝(26KO)で、次戦が30戦目の節目。相手のカルデナスは「ダイナマイト」の異名を持ち、井上尚は「左フックという一発を持っている」と警戒する。

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