ソフトバンク・嶺井「早い段階で追い付きたいという思いだけ」頼れる兄貴分

2025年5月5日(月)6時0分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ ソフトバンク5—3ロッテ(2025年5月4日 みずほペイペイD)

 頼もしいベテランの働きだ。ソフトバンクの嶺井が、ロッテ戦の4回に値千金の今季1号2ランを放った。

 「先制を許してしまい何とか早い段階で追い付きたいという思いだけでした。出来過ぎた結果となって良かったです」

 先発・前田純が2点を先制された直後だった。2死から牧原大が中前打で出塁し、嶺井への初球に盗塁を決めて好機となった。ロッテ・小島が2球目に投じたチェンジアップを仕留める。試合を振り出しに戻す左越え2ラン。会心の手応えにバットを華麗に放り投げた。小久保監督も「2死から出た走者。嶺井がよく2ランで追いついてくれた」と称えた。

 開幕は2軍スタートだったが、着実に出場機会を増やし、ここまで14試合に出場している。2戦連続の先発マスクでチームを今季初の同一カード3連勝に導いた。3—2の6回に痛い捕逸が絡んで同点に追いつかれるシーンもあったが、日増しに存在感は高まっている。他の若手捕手陣と投手陣のパイプ役としても機能している。

 主力が次々と故障で離脱し、チームは若手主体となっている。DeNAからFA移籍後の過去2シーズンは通算48試合の出場にとどまっている嶺井。今季は捕手陣の兄貴分としてチームを支える。

スポーツニッポン

「ソフトバンク」をもっと詳しく

「ソフトバンク」のニュース

「ソフトバンク」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ