カブス・今永昇太 6回途中でまたも脚を痛めて緊急降板 2試合連続でアクシデントに見舞われた

2025年5月5日(月)5時5分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス0—4ブルワーズ(2025年5月4日 ミルウォーキー)

 カブスの今永昇太投手(31)が4日(日本時間5日)、敵地でのブルワーズ戦に先発したが、6回途中に脚を痛めて緊急降板するアクシデントに見舞われた。

 6回にこの日初めて先頭打者を出塁させ、さらに1死後、四球で一、二塁に。続く4番・イエリチの一ゴロで併殺を狙い、一塁ベースカバーに向かった。だが、その途中で足がもつれるような形となり、一塁で送球を受けた今永は、そのまま左大腿裏を押さえながら苦痛で顔をゆがめた。そのまま、駆け寄ったトレーナーと会話をかわし、ベンチへと下がった。試合中の球団発表は「左ハムストリングの張り」とされた。

 前回登板となった4月29日(同30日)のパイレーツ戦では、両脚のけいれんにより6回途中で自ら申し出て降板していた。それでも「肩肘さえ問題なければ大丈夫」と話していたが、ほぼ同様の形での降板となってしまった。

 それまでは、快投を続けていた。初回、1死から連打で一、二塁とされたが、4番・イエリチを右飛、5番・ホスキンスを中飛に抑えて得点を許さなかった。2、3回はいずれも3者凡退。4回も1死から4番・イエリチに中前打されたが、キッチリ後続を断った。そして5回も3者凡退に抑えていたが、アクシデントはこの後に待っていた。

 この日は今季2度目の中4日での登板。今季初の中4日での登板は4月9日(同10日)のレンジャーズ戦だったが、この試合は5回7安打5失点で負け投手になった。両脚のけいれんとダブルで不安要素を抱える形となっていたが、思わぬ形での降板劇となってしまった。

 2番手・メリーウェザーが打たれてこの回一挙4失点。今永は結局、5回2/3で84球を投げ4安打2失点、4三振、1四球で今季2敗目を喫し、防御率は2・82となった。チームの連勝は3でストップした。

スポーツニッポン

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