森保一監督、前田大然のスコットランドリーグＭＶＰに「世界に認められるということ」Ｅ―１の選手選考にも言及

森保監督

写真を拡大

◆明治安田　Ｊ１リーグ▽第１５節　神戸１—３Ｃ大阪（６日・ノエビアスタジアム）

　日本代表の森保一監督が視察に訪れ、取材に応じた。

　試合後、セルティックに所属する日本代表ＦＷ前田大然が、スコットランドリーグでＭＶＰを獲得したことを受け「今季だけじゃないですけど、彼が出した結果は本当に素晴らしいと思う。ウイングやったり、トップのポジションでもゴールに向かってプレーできてゴールを奪える。攻撃も守備も献身的にチームに対して貢献できるというところが結果に繋がっている。すごくうれしいなと思います。いろいろなところで日本人が結果を出す、世界に認められるというところで本当に彼の功績をたたえたいなと思う」と笑顔で称賛した。

　また、ＡＣＬＥで準優勝だった川崎についてもコメント。「フロンターレの選手、スタッフ、クラブの皆さんがこれまで積み上げてきたものを、ＡＣＬＥ決勝の素晴らしい舞台で示してくれたということは、皆さんの努力のたまもの。日本人の良さである組織的に戦うというところと、個の部分でも世界の舞台で戦えるというところを見せてくれた選手もいますし。Ｊリーグ、日本のサッカーがアジアでより確実に世界で勝つためにっていうところを表現してくれたと思う」と言葉を寄せた。

　７月に行われるＥ—１の選考についても言及し「Ｊリーグ選抜が日本代表として戦うということ。ベストな選手を見ていきたいと思っているのと同時に、来年のＷ杯につながっていく。（選考の絞り込みなどは）まだ決まっていない。五輪世代からなど、限定するつもりはない」と、Ｊリーグの中でベストメンバーを選出することを改めて説明した。