【ラグビー】サクラセブンズ・谷山三菜子が年間ベストトライを受賞 リーグワンで活躍する兄の存在刺激に

2025年5月6日(火)19時17分 スポーツニッポン

 ラグビー7人制女子日本代表(サクラセブンズ)が6日「HSBC SVNS 2025 ワールドチャンピオンシップ ロサンゼルス大会」を終えて羽田空港に帰国した。上位8チームで年間王者を争う世界最高峰の大会に初出場。プール戦は3戦全敗も、順位決定戦で強豪国のフランスを破って7位で大会を終えた。

 年間表彰「HSBC SVNSアワード2025」の「トライ・オブ・ザ・イヤー」は谷山三菜子(日体大2年)が受賞。同シリーズ第4戦バンクーバー大会準々決勝のアメリカ戦で見せた“決勝トライ”が選ばれた。谷山は「自分のトライというより、チーム全員がつながったトライ」と表現。「サクラセブンズで取れたトライが世界で一番になれたのは凄くうれしかった」と喜びを表した。

 リーグワン1部・埼玉のCTB谷山隼大(23)を兄に持つ。兄がプロ初先発を果たした4月11日の試合(三重戦)は東京・秩父宮ラグビー場で現地観戦しており「頑張っている姿を見ると、自分も頑張らないとと思える。精神的な支えになっている」と刺激を受けた。世界での活躍が評価され「兄からは“頑張ったね”“よく耐えたね”と言われました」と笑顔を見せた。

 今大会の開催地は、2028年に五輪が行われるロサンゼルス。昨夏のパリ五輪時には「まだまだ遠い存在で自分がいる姿は見えていなかった」という日本代表や五輪出場は現実的な目標になってきた。「ここで五輪があるのか…と変な感覚だったけど、またあの舞台に戻れたらいいなと思いました」。期待の20歳は、3年後の五輪での活躍、そしてメダル獲得を思い描いた。

スポーツニッポン

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