シェブロン選手権V西郷真央が帰国「そこに向けてフォーカス」全米女子オープンでのメジャー2連勝に照準
2025年5月6日（火）18時53分 スポーツニッポン
米女子ゴルフのメジャー初戦シェブロン選手権で米ツアー初優勝を飾った西郷真央（23＝島津製作所）が6日、一時帰国した。
成田空港で取材に応じた西郷は「優勝が決まった時は本当に信じられないくらい凄く嬉しかった。一生忘れられない思い出だと思う」と2週前のツアー初優勝＆メジャー初制覇の瞬間を振り返った。
優勝翌週はブラックデザート選手権に出場し31位で終えたが「「2日目くらいで疲労のピークを迎えて試合中に計算ミスをしたり、頭も回っていなかった」とコンディション低下を感じていた。
今週開催のみずほアメリカズ・オープン（8日開幕、ニュージャージー州）にもエントリーしていたが「自分の体が壊れる前に休養が必要だなと思った」とキャンセルして一時帰国することを選択した。日本滞在中は休養を優先しつつクラブの調整などを行う。
今後の目標については「自分の中、チームでしっかり共有して今後に向けてやっていく」と明言を避けたが、次戦のメジャー第2戦全米女子オープン（29日開幕、ウィスコンシン州）でのメジャー2連勝もターゲットの1つになりそう。
昨年の全米女子オープンは2日間で9オーバーを叩いて予選落ちした。その雪辱に向けて開幕から準備を進めてきた。「昨年、自分のふがいなさを一番感じた試合。そこに向けてしっかりフォーカスしていきたい。アイアンの調整も全米女子オープンに向けて調整してきた。スピンコントロールなど自分の課題がしっかり生かせたらいい」と特別な思いで臨むつもりだ。
