巨人・浅野 今季1軍初打席は代打で3球三振 デーゲームの2軍戦で一発 阿部監督「それで呼ぼうと」

2025年5月7日(水)22時55分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人6—4阪神(2025年5月7日 東京D)

 巨人の浅野翔吾外野手(20)が7日に今季初めて出場選手登録され、同日の阪神戦(東京D)で8回に代打へ登場。だが、最後のボールを見逃して今季初打席は3球三振に倒れた。

 6—4と2点リードで迎えた8回、2死走者なしの場面で9番に入っていた5番手右腕・大勢の代打に登場。この瞬間、スタンドからは割れんばかりの大歓声が背番号51に降り注ぎ、期待の大きさと人気を見せつけて打席に入った。

 だが、この回から登板した相手5番手右腕・工藤に対し、見逃し、空振りと2球で追い込まれたあとの3球目、外角への158キロ直球に手が出ず、見逃しで3球三振となった。

 今季は開幕1軍を逃したどころか、2軍でも結果を残せず。一時は、1軍経験のある支配下選手としては異例の3軍落ちまで経験した。だが、主砲・岡本和真内野手(28)の負傷離脱を受け、坂本勇人内野手(36)とともにこの日、緊急招集。デーゲームで行われた2軍戦で本塁打してから駆け付けた東京ドームだったが、悔しい結果に終わった。

 阿部慎之助監督(46)は本塁打した映像も確認したそうで「それで呼ぼうということで決めました」とコメントするだけにとどまった。

 昨年は8月12日に4カ月ぶりの1軍昇格を果たすと、2日後の8月14日に行われた阪神戦(東京D)で「8番・右翼」に入って先発出場。4回、2死満塁の場面で入った第2打席で相手先発左腕・及川がカウント1—1から投じた3球目、外寄りのスライダーを左翼スタンドに放り込んだ。

 開幕から出場5試合13打席目で放った待望のシーズン初安打が衝撃的な先制&決勝の満塁アーチ。当時浅野は19歳で、10代での満塁弾は巨人では2008年4月6日の阪神戦(東京D)で放った坂本勇人以来16年ぶり2人目という快挙だった。

スポーツニッポン

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