移籍後初勝利が遠い...菊池雄星6回1失点もまたも白星お預け 8度目登板は勝敗付かず防御率3・83

2025年5月8日(木)12時15分 スポーツニッポン

 ◇ア・リーグ エンゼルス—ブルージェイズ(2025年5月7日 アナハイム)

 エンゼルスの菊池雄星投手(33)が7日(日本時間8日)、本拠でのブルージェイズ戦に先発。6回1失点の力投も報われず移籍後、初白星は手に出来なかった。

 立ち上がりは1死からゲレロ、サンタンダーに連打を浴び一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、4番・スプリンガーを低めスライダーで三ゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けると小さく拳を握りしめてベンチに戻った。

 3回は先頭・ストローに中前打を許すと、2死からゲレロを申告敬遠で歩かせ一、二塁に。続くサンタンダーにはファウルで粘られたが、フルカウントからの10球目、95・8マイル(約154・2キロ)の直球で中飛に打ち取り、しのいだ。

 4、5回は3者凡退と順調だったが、6回1死からゲレロに右翼線二塁打を許すと、続くサンタンダーに中前適時打を浴び、先制点を与えてしまった。

 打線は相手先発・ベリオスを打ち崩せず3回までに6三振。3回は2四死球で好機をつくったが、ウォードが中飛に倒れた。5回も1死満塁の好機で3番・ウォードが見逃し三振、4番・ソレアが三ゴロ。絶好の先制機を逃した。

 0—1の6回にモンカダが同点の2号ソロを放って試合を振り出しに戻したが、1—1の7回のマウンドは2番手・デトマースがあがり、菊池は交代となった。これで今季成績は8試合で0勝4敗、防御率3・83。

 

 菊池は今季、自身初の開幕投手を務めたが、ここまで0勝4敗。前回1日(同2日)のタイガース戦も5回2失点ながら白星をつかめなかった。中5日で今季8度目の登板に臨んだもののまたしても白星はお預けとなった。

スポーツニッポン

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