昨季は最少も…阿部巨人を悩ます「守乱問題」にXも驚愕 「そんなに増えてる?」「川相さんヘルプミー」

2025年5月10日(土)11時31分 ココカラネクスト

阿部監督もエラー急増には頭を悩ませている(C)産経新聞社

 巨人は9日のヤクルト戦(神宮)に2−5と敗戦。主砲の岡本和真不在となった2試合目のゲームとなったが、細かいミスも響いた。

 先発の赤星優志は6回を投げ2失点と試合を作ったが、自身のバントミスなどもあり、勝ち星をひろえなかった。

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 それ以上に深刻なのはミスの連鎖だろう。

 この日は先発赤星のバントミス以外にも初回無死一、二塁の好機に3番、若林楽人が送りバントを失敗。序盤、多く走者を出しながら得点に結び付けられず。

 さらに守備でも2点リードの4回一死一、二塁の場面では三塁を守る坂本勇人が内山壮真の打球をファンブル、続くホセ・オスナに適時打を浴びてしまった。

 さらに7回二死二塁でも増田珠の遊撃への打球を泉口友汰が1度、グラブに入れながら、はじいた。この日は雨が降りしきる中での悪コンディションもあったが、打撃では存在感を見せている正遊撃手候補にもミスの連鎖とあって、この試合は2失策、今季ここまでの「23」失策はリーグワーストとなっている。阪神、中日のチーム失策はここまで「11」(9日現在)と、倍以上のハイペースで失策が急増してしまっている。

 主砲、岡本和真の長期離脱が決まり、1点の重みが増す中、「当たり前のこと」ができなければますます勝利からは遠ざかってしまう。

 ファンの間からもX上では巨人の守乱問題に「そんなに増えている?」「何か歯車が狂っているのかな」「川相コーチにもう1度、鍛えてほしい」「川相さん、ヘルプミー」など、昨季は1軍でナインを鍛え、今季から2軍野手総合コーチに転任となった、現役時代は守備の名手で知られた川相昌弘コーチに再び守備力強化に力を貸してほしいという声も上がり始めた。同コーチはかつてチームのエラー急増時に、徹底した基礎反復練習に取り組ませ、守備力向上につなげた経緯もある。

 昨季は投手陣の防御率立て直しとともに、リーグ最少の「58」失策と「堅い守備」が4季ぶりのリーグ制覇への道すじを作った。いずれにせよ、1点を守り抜くために何をすべきか。全員が原点に立ち戻ってプレーする必要がありそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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