井岡一翔、マルティネスがともに計量クリア 井岡「何があっても勝利をつかむ」

2025年5月10日(土)12時46分 スポーツ報知

計量をクリアしフェースオフする井岡一翔(右)と王者フェルナンド・マルティネス (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽WBA世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・フェルナンド・マルティネス—同級6位・井岡一翔▽ライト級(契約体重133ポンド=60・3キロ以下)10回戦 堤駿斗—ハイメ・アルボレダ▽フライ級(契約体重110ポンド=49・8キロ以下)8回戦 吉良大弥—ジャクソン・サパタ(5月11日、東京・大田区総合体育館)

 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が10日、都内で行われ、挑戦者の同級6位・井岡一翔(志成)、同級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)ともに規定体重より200グラム軽い51・9キロでクリアした。両者は計量後、フェースオフで闘志をぶつけ合った。

 井岡が世界王座に返り咲けば、元世界3階級制覇王者・長谷川穗積が2016年に作った35歳9か月の国内最年長王座奪取記録を更新する。「(王者は)コンディションが良さそうなので、明日戦えるのを楽しみにしている」と井岡が言えば、マルティネスも「明日の大きな試合を人々が満足いくよう、本当の試合をしたい」と意欲を見せた。

 昨年7月の初戦ではマルティネスが判定勝ちし、大みそかにダイレクトリマッチを予定していたが、王者がインフルエンザに感染して中止となった。試合展開について聞かれ、「1ラウンドからパンチの応酬をしたい。後半KO狙う」と話した王者に対し、井岡は「KOで明確に決着を着けるのが理想だが、一番は自分のボクシングをして、KOでも判定でも勝つことが一番。何があっても勝利をつかむ」と決意を示した。

 戦績は、33歳のマルティネスが17戦全勝(9KO)、36歳の井岡が31勝(16KO)3敗1分け。

 試合はABEMAでライブ配信される。

スポーツ報知

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