滋賀学園 今秋ドラフト候補右腕・長崎が投打で躍動し2年連続優勝 県内連勝を20に伸ばす

2025年5月10日(土)16時58分 スポーツニッポン

 ◇春季高校野球滋賀大会決勝 滋賀学園8—0近江(2025年5月10日 マイネットスタジアム皇子山)

 今春選抜に出場した滋賀学園が近江に大勝し2年連続2度目の優勝を飾った。近畿大会(5月24日開幕、さとやくスタジアム)に出場する。

 1メートル86の長身右腕で今秋ドラフト候補の長崎蓮汰投手(3年)が投打で躍動した。投げては9安打を浴び毎回走者を許しながらも要所を締める味のある投球で7回無失点。打っても2回2死二塁から決勝打となる左前への先制適時打を放ち、この回一挙6得点を呼ぶと、5回1死二塁では適時三塁打を放った。

 「運良くゼロに抑えられた。変化球の精度ももう一つで…。マウンド上では(点差もあり)余裕があったので投球のテンポを変えるなどしていった」

 今春選抜では1回戦の浦和実戦に先発も7回途中3失点で初戦敗退。「押し切ったつもりが(打球が野手の)間に落ちるなど抑えきれなかった」ことから、より力強さを求めるなどしてきた。最速142キロは変わらないが、真っすぐの質という面では確かな上昇も感じている。

 昨年夏から3季連続甲子園出場に向け、最大のライバルと予想される近江に大勝。2024年春季大会から続く県内連勝を20に伸ばした。進路は「プロ一本」と明言。「スピードはもちろん、投球の技術的なことも仕上げていかないといけない」。ラストアピールとなる最後の夏に向け、隙はない。

スポーツニッポン

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