「本当に異次元」ドジャース指揮官が決勝12号3ラン大谷翔平に絶賛の嵐「間違いなく最高の選手」

2025年5月10日(土)14時48分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース14—11ダイヤモンドバックス(2025年5月9日 フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。9回に決勝の12号3ランを放つなど6打数3安打4打点の大暴れでチームの逆転勝利に貢献した。試合後、ロバーツ監督も絶賛の嵐だった。

 大谷は8—11の9回、4連打で同点としなおも1死一、二塁から代わったばかりのトンプソンのスプリットを捉え、右中間へ勝ち越しの12号3ラン。打った瞬間に本塁打を確信し、バットを放り投げてバンザイ。ゆっくりと一塁に歩を進め、ベンチも敵地スタンドも大興奮した。

 本塁打を放ち、感情をあらわにした大谷に指揮官は「すべてが重なった結果だと思います。チームとして良い感触を持ちながら試合に臨み、しかも相手は同地区のライバルチーム。ダイヤモンドバックスはこのシリーズの中で徐々に勢いをつかみかけていましたが、我々はそこから必死に食らいついていきました。そして、あの大きなホームランで逆転に成功したわけです。大谷は、仲間たちが懸命に戦い、なんとか試合に食らいつこうとしている姿を見ていました。その上で、自分の一撃が試合の流れを一変させるような、いわばクライマックスの場面になったのです。だからこそ、あのように感情を爆発させる姿を見られたのは、非常に良かったし、素晴らしいことだと思います」と心の底から出た喜びだったのではと目尻を下げた。

 そして、大谷の活躍ぶりに「いや、もう驚くことはありません。彼とバリー・ボンズ、この2人は私がこれまでに見てきた中で、間違いなく最高の選手です」と改めて絶賛した。

 続けて「私はバリー・ボンズとは現役時代にチームメートとして一緒にプレーしたことがありますが、それでも、翔平が見せる“勝負どころでの活躍”という点では、彼のような選手はこれまで一人として見たことがありません。あのような場面で、あれだけの結果を繰り返し出せる選手というのは、本当に異次元です」と賛辞を惜しまなかった。

スポーツニッポン

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