佐々木朗希、メジャー自己ワースト5失点「きっかけを作ってしまった」 チームの劇的な勝利に安堵…一問一答
2025年5月10日(土)14時48分 スポーツ報知
試合後、取材を受ける佐々木朗希
◆米大リーグ ダイヤモンドバックス11—14ドジャース(9日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が9日(日本時間10日)、自身初の中5日で敵地・ダイヤモンドバックス戦に先発し、5回途中61球を投げて5安打5失点、3四死球、奪三振「0」で降板し、今季2勝目はお預けとなった。シーズン中の奪三振「0」での降板は、プロ入り後初となった。チームは3点を追う9回に大谷翔平投手(30)の勝ち越し3ランを含む一挙6得点で逆転に成功し、勝利を収め、佐々木は「僕がきっかけを作ってしまって責任は感じてますし。ただ結果的にチーム勝ててすごくよかったなと思ってます」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
主な一問一答は以下の通り。
—登板を振り返って。
「中6日の時も3日前にブルペンに入った。ブルペンに入るタイミングが今回も変わらなかったので、調整自体にそこまで難しさというか、そういうのも感じなかったです。中5日だからといって、そこまでパフォーマンスに影響した感じではないかな」
—1イニング2被弾で計3失点した初回を振り返って。
「まっすぐの強さがなかったので、1人目に関しては構えたところに行ったけど、本当にシンプルに強さがなかった。2人目に関しては、インコースに構えてる中で弱いボールが甘く入ったので、打たれたのかなと思います」
—球速低下が激しい原因で感じるものは。
「感じてること自体は色々あるんですけど、ただ明確にどれが理由か今は言えないというか。もう一回振り返ってもそうですし、コーチだったり、色々ご相談しながら、自分でも振り返ってみて、また次に向けてやっていくだけかなと思っています」
—球速を抑えて、制球重視にしているのか。
「いや、そういうわけではないです」
—3回途中から球速が少し戻ったが、その辺は。
「ブルペンからちょっと、あまり強く投げれなかったというか、調整の問題だったのか、そこはよくわからないんですけど、そのまま試合に入ってしまって、投げてる中で動くようになったからかなとは今日に関しては思います」
—今回、東海岸で投げ、西海岸に移動し、体調管理も大変だったが影響は。
「移動日に重なってない分、まだいいかなと思いますし、睡眠もそこまで時差とかも影響なく取れていると思うので、そこら辺は問題ないかなと思ってます」
—乱打戦の展開で最後は大谷が締めた。
「今日は自分自身のピッチングがなかなかよくない中で、(援護は)8点ですかね。最初に取ってもらって、その中でこのまま勝たなきゃいけない試合を、僕がそういったきっかけを作ってしまって責任は感じてますし。ただ結果的にチーム勝ててすごく良かったなと思ってます」