「“諦める”意識は一切なかった」ドジャース指揮官9回の大逆転劇で選手の粘りに「とても楽しかった」

2025年5月10日(土)14時55分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース14—11ダイヤモンドバックス(2025年5月9日 フェニックス)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で逆転勝利。壮絶な乱打戦を制して勝利をつかんだ。

 打線が3回までに8点を奪ったが投手陣が誤算で逆転を許した。それでも8—11の9回、先頭・フリーマンが内野安打で出塁すると、パヘスが適時二塁打を放って反撃。さらにE・ヘルナンデスも適時二塁打を放って二塁走者・パヘスが生還。ついに1点差に迫った。なおも無死二塁で代打で途中出場していたマンシーが右前適時打。これでE・ヘルナンデスが生還し、4連打で同点に。

 最後は1死一、二塁から大谷が決勝の12号3ランを放ち、両軍合わせ26安打7発、25点の壮絶な乱打戦を締めた。

 試合後、ロバーツ監督は9回の大逆転劇に「多くのことを物語っているイニングだったと思います」と回想。「フレディ(フリーマン)が内野安打で出塁し、キケ(へルナンデス)が大きなヒットを放ちました。流れがどんどんつながっていって、マックス・マンシーもタイムリーを打ち、チーム全員が諦めずに、粘り強く戦い続ける姿を見ていて、とても楽しかった」とねぎらった。

 そして「今日は正直言って投手陣が良くなかったですが、守備はしっかりしていましたし、何よりも選手たちの中に“諦める”という意識は一切なかった。シリーズ最初の2試合を連敗する可能性もあった中で、明日はゴンソリンが先発し、シリーズを勝ち越すチャンスをつかめる。そう考えれば、我々は悪くないポジションにいます」と満足そうだった。

スポーツニッポン

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