またも…ヤクルトに悪夢 塩見が初回の走塁で負傷交代 ファンからため息が止まらない「理由」

2024年5月11日(土)20時41分 ココカラネクスト

走攻守に優れた選手として知られる(C)CoCoKARAnext

 5月11日に行われた巨人戦(神宮)で「1番・中堅」で先発出場したヤクルト・塩見泰隆が初回の第1打席で負傷交代するアクシデントがあった。

 2ストライクから相手先発の菅野智之のカットボールを捉え、遊撃内野安打をマーク。しかし一塁ベースを踏む際に、左足を外に大きく踏み出す形となり、左ひざが不自然に曲がりそのまま倒れ込んだ。左ひざを抱えながら、再び立つことはできず担架で運ばれ、球場は一時、騒然となった。

【動画】苦悶の表情も…塩見が大竹から初球ホームランを放ったシーン

 打撃にとって大事な左ひざとあって状態が心配される。塩見負傷の一報が流れるとSNS上ではヤクルトファンの間からも「大丈夫かな?」「軽症であることを祈ります」と心配の声があふれた。一方、塩見はこれまでもコンディション面が注目されてきた。

 最近では4月27日の阪神戦(甲子園)に「1番・中堅」で先発出場した試合で、わずか1球で途中交代するアクシデントがあった。

 初回の先頭で阪神先発・大竹耕太郎の初球を捉え、左翼スタンドへ飛び込む先制の2号ソロを放った。しかし直後のダイヤモンドを1周する際にも苦悶の表情を浮かべた。直後の中堅守備には赤羽がつくことになり、「わずか1球」での途中交代に甲子園のファンからもどよめきが起きた。

 塩見といえば、走攻守にすぐれ、リードオフマンとしてリーグ連覇のときには欠かせない選手として活躍したことで知られる。

 しかし自身でも認めるように怪我がちなところがウイークポイントとなっている。昨季も下半身の故障で3度の離脱を強いられ、51試合出場にとどまった。今季は改めて「シーズンフル出場」を目標に掲げていた。

 4月下旬の阪神戦の途中交代も腰の違和感からきたもので、最近まで代打や守備固めの起用が続いていた。ようやく、8日のDeNA戦でスタメン復帰したばかりだったが、わずか復帰3試合目にして無念の負傷となってしまった。これには試合中のプレーで仕方がない面はあるとはいえ、大事なリードオフマンを欠くことになり、ファンの間からも「また怪我か…」とため息交じりのつぶやきもSNS上で散見された。

 現在チームではキャプテンの山田哲人もコンディション不良のため、二軍で調整中。これ以上のけが人は避けたいところでもある。

 大事なセンターラインを固める選手としてチームにとって大事なピースであることは間違いない。まずは軽症であることを願いたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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