五十嵐亮太氏&坂口智隆氏「分かる...」と共感しまくり 中継ぎ陣と代打陣の“心の疲労度”半端ない!

2025年5月12日(月)20時17分 スポーツニッポン

 元ヤクルト、ソフトバンク投手で、メジャーでも活躍した五十嵐亮太氏(45)が代打パーソナリティーを務めるTBSラジオ「GATE7」(日曜前7・00)が11日に放送され、五十嵐氏とゲストの坂口智隆氏(40)がブルペンで常に準備するリリーフ投手および代打で起用される野手の“心の疲労度”について語った。

 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(63)がパーソナリティーを担当する同番組。石橋が食道がんなどの治療のため芸能活動休止となり、番組名をそれまでの「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」から「GATE7」に変更して4月13日放送回から“野球界イチのとんねるずワンフー”こと五十嵐氏が代打パーソナリティーを務めている。

 この日は、五十嵐氏にとってヤクルト時代のチームメートでもある“最後の近鉄戦士”坂口氏がゲスト。そのなかで、オリックスについて2人で語っていた時だった。

 広島からオリックスにFA移籍した九里亜蓮投手(33)の名前を坂口氏が出すと、その存在について五十嵐氏は「デカいよね」と絶賛。イニングイーターでもある九里が加わったことにより、「やっぱ中継ぎはここでね、気持ち楽になるんだよね」と自身の現役当時も踏まえてオリックス中継ぎ陣の胸中を想像した。

 「(先発投手が)試合をつくってくれるなっていう、この安心感。そうじゃないと、もう始まる前から“今日投げるかもなー”とか。たまに“ブルペン早めに行っといて”とかっていうコーチがいるから。それは仕方ないよ、展開見なきゃいけないから。俺は後ろのほうだからいいけど、(浅いイニングで起用される可能性のある)ほかのブルペン陣は“早く行っといて”って言われると“そうなんだ…”みたいな。そこでちょっと気持ち疲れるじゃん。でもシーズン長いから。そういった疲れ方をさせない(先発)ピッチャーってメチャクチャね、ブルペン陣にとっては楽!ありがたい!」

 オリックスではエースの宮城大弥投手(23)も長いイニングを投げることができる。中継ぎ陣が週に2試合は早くからブルペンで投げ始めなくていいのは心身ともに大きいという。

 その分、登板時には「集中できる。ガッ!といける。今日は行くぞ!とか」と五十嵐氏。好投していたのに突然大乱調に陥る先発投手もたまにはいるが、そうなるとブルペンはもうバッタバタ。「いきなり脈拍上がる、みたいな」と大変なことになるという。また、肩をつくったからといって必ずしもすぐ登板とはならず、いったん止めて、またつくって…ということも。心身とも疲労がたまるのも当然だ。

 晩年は代打も多かった坂口氏が「代打行く?みたいなもんですよね、野手でいうと」と打者目線に置き換えると、五十嵐氏は「そう」とし、「それで“いくいく詐欺”みたいになるわけよ。“(肩を)つくっといて!”“やっぱ(先発投手が)もったから…”みたいな。で、“もう一回つくっといて!”。2、3回つくって行かなかったってなるとメチャクチャかわいそう」と特にワンポイントリリーフも多い左腕投手に同情した。

 坂口氏が「試合で投げるよりも下手したらどっと疲れる…」と受けると、五十嵐氏は「疲れる…。全然疲れる」と実感たっぷり。

 坂口氏は「気持ちの上げ下げ、ほんと疲れるんすよね…」とし、「なんかどんよりするんっすよ、試合終わってから、出なかったりしたら。代打で“行くぞ”“まだだった…”ってなったら。はぁぁぁぁ…って。だからスタメンで出る時よりもなんか疲れてる気がします」と代打稼業は体ではなく心の疲労度が激しいと明かすと、五十嵐氏も「分かる…」と共感しまくっていた。

スポーツニッポン

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