大谷斬りア軍捕手「もし中堅方向に打たれたら死ぬかもしれないと怖かった」記念球はケースで保管
2025年5月16日(金)19時0分 スポーツニッポン
アスレチックスのジョニー・ペレダ捕手(29)が15日(日本時間16日)、ドジャース戦2—16の8回に登板し、1死二、三塁で大谷を空振り三振に仕留めた。
100〜110キロの変化球で1ボール2ストライクと追い込むと、最後は89・4マイル(約144キロ)の直球でバットに空を切らせた。大リーグ公式サイトのジェイコブ・ガルビス記者がペレダの試合後の談話を紹介し、ペレダは「彼を打ち取ろうとしていたわけではなく、ただ彼と対戦したかっただけ。彼はなかなか三振を取れない選手で、僕は野手なので三振を取るのが楽しかったし、面白かった。ただ、もし中堅方向に打たれたら、死ぬかもしれないと怖かった」と話していたという。
控え捕手のペレダにとって今季3度目、通算4度目のマウンド。大谷を三振を奪った記念球はすぐにベンチに戻され、ケースに入れられた状態でペレダの手元に戻った。同記者の取材にペレダは「特別なことだ」とうれしそうに話し、マーク・コッツェー監督も「彼にとって生涯忘れられない思い出になるだろう」と語ったという。