広島・秋山 今季1号が初回先頭打者弾「腹を決め思い切っていった」 仁志に並んだNPB歴代8位24本目

2025年5月17日(土)5時45分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 広島4—2阪神(2025年5月16日 甲子園)

 広島・秋山が気を吐いた。3月30日の阪神戦以来、47日ぶりの先発出場。その初回だった。先発・村上が投じた3球目。高め147キロ直球を捉えた大飛球は右翼席最前列に着弾した。NPB歴代8位・仁志敏久(横浜)に並ぶ通算24本目の先頭打者アーチで、2試合連続完封勝利中だった相手右腕に牙をむいた。

 「腹を決めて思い切っていきました。いいピッチャーですから。自分の中で対策と割り切りを持って打席に入れたのが、いい結果になりました」

 試合前時点で対戦打率・306の数字通り好相性ぶりをいきなり披露した。昨年4月30日の一戦でも村上から初回に初球先頭打者弾を記録した。

 37歳のベテランは「右足関節外側じん帯損傷」で4月1日に出場選手登録を抹消。今月13日に1軍復帰し、3試合連続で代打起用が続いていた。前日15日まで7試合連続先発だった中村奨に代わって巡ってきた出番で躍動した。

 「結果が出たことと、最終的に勝ったこと、それを呼ぶような流れがつくれたなら、いい仕事ができたと思う」

 5回2死からの第3打席には左前打、続く8回1死からは左翼線二塁打も放った。3月29日の阪神戦以来、今季2度目のマルチ安打に加えて猛打賞も記録。頼れるリードオフマンが復活ののろしを上げた。

スポーツニッポン

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